ゴールデンウイークは、国民の祝日が集中していることから、連続休暇を設定
しやすくなっています。休暇を取ることは、健康上のメリットがあるだけでなく、
仕事に対する意識やモチベーションを高め、業務効率の向上が期待できます。休
暇で仕事を離れることによって、新たな生きがいを見つけたり、家族と過ごす時
間を作ったりなど仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現しませ
んか?
今年のゴールデンウイークは、年次有給休暇を活用して、連続休暇にしかでき
ないさまざまな体験で、心身ともにリフレッシュしましょう!
[連続休暇を取得しましょう!]
年次有給休暇と土日、祝日などを組み合わせると、連続休暇にすることがで
きます。ゴールデンウイークでは、4月27日(月)、28日(火)、30日(木)、
5月1日(金)、7日(木)、8日(金)が平日です。年次有給休暇を効果的
に活用すれば、最大16連休にすることも可能です。
[休暇取得に向けた環境づくりに取り組みましょう!]
休暇の取得促進のためには、労使が協力して取り組むことが必要です。具体
的には、次のような取組が考えられます。
(1) 経営トップによる社内への休暇取得推進の呼びかけ
(2) 管理者が率先して休暇を取得
(3) 労働組合などによる企業、従業員への働きかけ
[年次有給休暇の「計画的付与制度」を活用しましょう!]
年次有給休暇を取りやすくするために、事業場全体の年間計画に年次有給休
暇の「計画的付与制度」を取り入れましょう。計画的付与制度とは、年次有給
休暇の付与日数のうち、5日を除いた残りの日数については、労使協定を結べ
ば、事業主側が計画的に休暇取得日を割り振ることができる制度です。事業主
にとっては労務管理がしやすく計画的な業務運営ができます。また、労働者に
とってはためらいを感じずに、年次有給休暇が取得しやすくなります。